写真展「午後の最後の日射」にお邪魔してきた
907X 50Cを買うきっかけにもなったYoutubeチャンネル「2B Channel」を配信している写真家の渡部さとるさんが、中野の「ギャラリー冬青」にて写真展を開催している。
写真展「午後の最後の日射」
展示詳細 http://www.tosei-sha.jp/TOSEI-NEW-HP/html/EXHIBITIONS/j_2205_watanabe.html
探したけど在庫を見つけられないでいる写真集「午後の最後の日射」。
銀塩プリント27点、それぞれが1枚ずつしかないそうです。その他のプリントはすべて捨ててしまったとか。
これは是非と思いお邪魔してきた。
ご本人が在廊するのは12時から、という情報をHPで見てたので11時半頃に着くように行ってみたら、えっ、もういる!!
気配を背後に感じつつ、なんとなく緊張しながら観賞。
プリントは全てエッジが際立っているような描写ではなく、階調が繊細で丁寧なデッサンのようだった。
動画で「買うならどれにしようかな、というつもりで見てみてください」「好き嫌いではなく、買う買わないは全く別のものということに気付いて面白いと思いますよ」と仰ってたので、買うならどれにしよう…という視点で観賞。
私ならこれだな!というセットを見つけてなんとなく嬉しくなった。
ちょうどお客さんも少なかったのでご本人にご挨拶してみたら、すごく気さくにたくさんお話ししてくれた。
動画を観て907X 50Cを購入したんです、と話すと「これは欲しくなるよね〜」と、ニコニコと私のカメラであれこれ撮ったりして、私の写真まで撮ってくれた!オープンにはしないけど、大事にします。
「午後の最後の日射」の写真集(展示用)も置いてあって感激。
過去出版された他の写真集も手にとって見ることができる。
その中で気になっていた写真集「demain」を絶対買うぞと意気込んで来たら、通常版だけでなく特装版もあってまた感激。もちろん特装版を買った。
ちゃっかりサインをお願いしたら快く引き受けてくださり、その際に装丁で拘った部分、内容についてのちょっとした解説もしていただけた。
また、ご本人を撮らせてもらうこともできて贅沢な一日となった。
最近、写真でやりたいことをぼんやりイメージしているんだけど、じゃあそれをどうやって具体化するのかとかは全く考えられてなくて、でも渡部さんの言葉にはそこに向かうためのヒントが散りばめられている気がしてお話しを聞いていてすごく楽しいし勉強になる。
渡部さんは美術史講座の配信(もちろん有料です)も行っているそうなので、そういったものもどんどん取り入れていきたいなって思う。
次回の申込を楽しみに待ちます、と話したところ「アートの見方が変わりますよ。保証します」と仰っていたのですごく楽しみ。
下の四枚は道中で「どうやったらやりたいことができるんだろう/うまく考えられるんだろう」と悶々としながらもなんとなくシャッターを切ったもの。
そういえば晴天下だったけど、悶々としながらも何も不便を感じずシャッターを切っていたので、液晶の視認性は悪くなかった気がする。
いい一日だったな。
ところで写真関連のことはこちらのTwitterアカウントでつぶやいてます。
tunakkoアカウントは完全にブログの更新やイベント参加など用になってます。
https://twitter.com/Kazuha_E
ブログの中身もすっかり写真の話ばっかりになってるな。
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