初めてデジタル一眼を買ってからのデジイチ遍歴
ふと思い立って、初めて「デジタル一眼」と呼ばれるカメラを買ってからこれまでの遍歴を追ってみました。
OLYMPUS E-620
2009年5月5日
私の人生初のデジタル一眼を買った日。
OLYMPUSのE-620です。
写真がものすごくテキトー…。
なんでこれにしたかというと
・世界最小最軽量って書いてあってなんとなくすごそうだった。
・白いケースを付けたところがすごく可愛かった。
・宮崎あおいがCMやってた。
そんなところです。
性能とか全くわかんないので、後ろがいい感じにボケてそれっぽく見える写真が撮れたらいいなー、程度のノリでした。
それまでもコンデジで写真を撮るのが結構好きだったので、もっとかっこいい写真が撮れるカメラが欲しいなー、と思っていたところ、ガジェット関係で親しくなった人たちにカメラ好きの人がわりといて、影響されたのもあったんだと思う。
キットレンズ付きのセットを買ったんだけど色んなレンズを使ってみたくて、アダプタ買ってマニュアルレンズで遊んでみたり、SIGMAの50mmF1.4を買ってみたりとあれこれ試してました。
何を撮っても面白くて、一人でふらっとどこかに行っては写真を撮ってました。
多分、E-620で初めて撮った写真ってこれなんじゃないかな。
とりあえずシャッター切ってみた感満載。
あとは当時の自宅近くの踏切や、ベランダからの景色を撮るのが好きだった。
確かほとんど絞り優先で、シャッタースピードとかさっぱりわかってないまま撮ってました。
この後かなり長いこと、たいした知識ないままカメラ任せで撮ってます。
OLYMPUS E-30
2010年1月20日に買い換え。
最終的に手元に残したのはSIGMAの50mmF1.4。
なんか、E-620とSIGMAの50mmF1.4だと、AFが妙に遅かったりしてうまく撮れなくて、何でだろうと悩んでいたら、ある人が「レンズの性能とボディが合ってないんだよ」と。
その頃、SIGMAの50mmF1.4がすごく好きだったので、ボディを上位にすればうまくいくんだろうかと思って買い換えちゃったんだけど、今思うと単純に設定の問題だった気がします(笑)
相変わらず猫と風景、あとはスマートフォンのレビューが多かったのでブツ撮りをすることが多かった。
他をたいして知らないのもあるんだけどとにかくSIGMAの50mmF1.4が好きで、E-620やE-30だと35mm換算で二倍だったので、このときに私の、単焦点の中望遠~望遠好きが確立した気がする。
Canon EOS 5D MarkⅡ
E-30で満足してた私ですが、ふとした機会があって友達のフルサイズ(SONY α900)を触らせてもらって衝撃を受けた。ファインダーからのぞいた感覚がなんか違う。撮ったものもなんか違う。
なにこれ!ってなって、フルサイズというものを知るわけです。
それまではなんか聞いたことある気がするけどなんのこっちゃ、て感じでした。
この時のフルサイズについての知識は、「すごい綺麗に撮れる」「35mm換算がいらない」程度のものでした。
他にも色々教えてもらったと思うんだけどほとんどピンとこなくて覚えてない。
それで私も買ってみよう、と思って悩んだのがNikonかCanon。
Nikonのほうが色々好みな点があったのですが、Canon EOS 5D MarkⅡだとEye-Fiが使えるという盛大な勘違いをしてCanonに決定。購入後、Eye-Fiに対応していないと気づき、CFアダプタを買ってなんとか使えるようにしたのでした。懐かしい。
この頃から更に写真を撮りに出るようになりました。
これは買った次の日に撮ったやつだと思う。
最初のレンズは、EF50mm F1.8 IIとEF35mm F1.4L USMを買った気がする。
Canon EOS 5D Mark Ⅲ
2012年3月30日。
Canon EOS 5D MarkⅡを買って半年くらい?で、Canon EOS 5D Mark Ⅲのモニターのお話をいただきました。
モニターしてみたら、操作周りなどが私にとっては格段に扱いやすくなっていたのと、Mark Ⅱ売るなら今でしょ!と背中を押されて購入。一緒にEF85mm F1.2L II USMもゲット。
この、EF85mm F1.2L II USMがこの後ずーっと私のカメラライフを支えてくれることになります。
Canon EOS 5D Mark Ⅲを買ってからもしばらくは、カメラの設定とかだいぶ適当です。
いつから細かく意識するようになったかはっきり覚えてない。
そういえば屋久島にも持って行きました。
レンズ一式とその他登山用の装備と合わせて、重くて重くてかなりしんどかった。
何も特別意識しなくても、こういう空気感が撮れるところがCanon EOS 5D Mark Ⅲの好きなところ。
このくらいの頃から、「色」をそれまでより更に強く意識して撮るようになった気がする。
それまでも考えてはいたんだけど、メインではなかった。
この、Canon EOS 5D Mark Ⅲで撮った17枚のうち、3枚をのぞいて全て85mmで撮ってる。どれだけ好きなんだろう(笑)
α7Ⅱ
2014年12月5日。
11月20日に突如、発売のニュースを聞き、それからはもうα7Ⅱのことで頭がいっぱいになりました。
Canon EOS 5D Mark Ⅲが大好きで、それまでずっと仲良くやってきたものの、αは周りにユーザーが多いのと羨ましい機能がいっぱいあったので、完全に落ちました。
ここでも書いたけど、アダプタを入手してEF85mm F1.2L II USMは残すことに。40mmF2.8は手放して、SONY Sonnar T* 135mm F1.8 ZA SAL135F18ZとNOKTON Classic 35mm F1.4(MC)をゲット。
新しいレンズに早く慣れたいので、85mmはあまり出さないようにしています。
ここのところ、色をメインに考えて撮ろうとしてしまっているので、カメラとレンズに慣れる前にそれはどうなんだろうと今日、ふと思った。
もしかしたら、慣れてる85mmを使ってカメラに慣れてから別のレンズに慣れて、そこから色んなカスタマイズのほうが良いのかなー。
ここまで書いて思ったけど、内容に関連性のない写真をだーっと並べると、統一感がなくて変な感じ。
初購入から5年半経ったけど
あんまり意識は変わってないですね。基本は「かっこいい写真を撮りたい」かなー。
死ぬまでに一度で良いから、人が思わず息をするのを忘れてしまうような写真を撮ってみたいものです。「Oh…」ってため息でもいいよ。
写真家でもなんでもないし、趣味の範疇なのですが憧れます。言うだけならタダだから言わせてくださいすいません。
一生懸命ご飯作って、「!!なにこれおいしい!!!」って言ってもらえたらいいなっていうのと似たような感覚なんだろうか?違うかな?
撮るための手順に対する考え方はその都度変化してます。まだ不完全もいいとこなので、日々模索中。絞りについて考えるのがテーマな時期があったり、色について拘るのがテーマな時期があったり、色々。
マニュアルで撮るようになってから、ひとつひとつの設定に対して考えるようになったかも。(それが良い結果を出してるのかは別として)
ガジェットいじるのと同じ感覚で、あれこれ試行錯誤するのが楽しいんだと思う。
しかも、試行錯誤して見つけた設定だったり構図だったりを別のシーンで流用しても、全く同じ結果が出るとは限らないのも面白いところなんだと思う。プロはその辺りビシッと決めるのかな。
ガジェットをいじる+作品を作る。のが同時にできるところが一番楽しいところなのかな。
と、あれこれ考えながら書いてたら12月31日の朝になってしまった。
2015年もたくさん、色んな写真を撮りたいです。
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