小型軽量、両眼タイプのスマートグラス、エプソン「MOVERIO」を体験してきた
2014年11月17日、都内で行われた「スマートグラスで広がる世界 エプソン「MOVERIO」ブロガーイベント」へ参加してきました。
スマートグラスって知ってます?
私は、名前やパッと見たことはあるものの、どんなものなのかよく知りませんでした。
ざっくり言うと、めがねのレンズ部分がディスプレイになってて、映像や写真、アプリなどのコンテンツを楽しむことができるウェアラブルデバイスです。
製品ページ
http://www.epson.jp/products/moverio/bt200/
今回のイベントでは、開発者の方々や発売前に体験された方のお話を聞いたり、実際に使い方を教えてもらってどういった楽しみ方ができるのかを体験することができました。
エプソン×ウェアラブルの歴史とMOVERIOについて
エプソンというと、プリンターというイメージが強いですが(我が家のプリンターもエプソンです)、実はウェアラブル事業の歴史も長いそうです。1982年に世界初のテレビウォッチなんてものをリリースしていたんですね。
現在販売されているスマートグラスには、フルクローズド型、単眼シースルー型、両眼シースルー型があり、BT-200はこの両眼シースルー型となっています。
スマートグラスの中心にコンテンツが見えるかたちになっていて、シースルーなので周囲の様子を確認しながら楽しむことができます。
完全にクローズドになっていると、人が近寄ってきてもわからないし、イヤホンをしてたら声をかけられてもわからないのかもしれないので、これはいいなと思いました。
ただ、そういう心配をする必要がない状態のときには、シースルーではなくなるような仕組みがあったらなと思いました。(そういった技術が可能なのかはわかりませんが)
Wi-Fiでインターネットにつなぐ、スマートフォンやタブレット内のコンテンツのミラーリング、HDMI接続、アプリの活用など、様々な楽しみ方があるようです。
Engadget日本版編集長の鷹木さん登場
Engadget日本版編集長の鷹木さんが、発売前に使ってみた感想やTipsをお話ししてくれました。
MOVERIOのコントローラーはAndroid
MOVERIOには、MOVERIO Apps Marketという専用のマーケットが用意されていて、こちらからMOVERIOに対応したアプリをダウンロードすることができますが、実はAmazonのアプリストアからもアプリのダウンロードが可能です。
なぜかというと、MOVERIOのコントローラーはAndroidベースの端末だから。
Google Playには対応していません。
バージョンは4.0、メインメモリー1GB、ユーザーメモリー8GB、重さは124gとなっています。
マーケットに無くても、apkを直接インストールしたら色々なアプリが楽しめるんじゃないかな。
いよいよ体験
ケースを開けると、ケーブル付きのヘッドセット、コントローラー、イヤホン等の付属品が入っていました。
これが基本のセットです。コントローラーは、主に真ん中のトラックパッド部分を触って操作します。これがなかなか操作に慣れなくて、トラックボールも付いてたら嬉しかったな。
まずは電源を入れてヘッドセットをセットし、保存されている動画を見てみました。
実際に、MOVERIO App Marketから「TekkyuAR」というアプリをダウンロードして体験してみました。
一見普通の箱をかぶった人がいて、MOVERIOを装着すると箱が透けて中に鉄球が見えるので、箱をかぶった人に動く方向を指示して鉄球をゴールに持って行くというゲームです。
動画で見るとわかりやすいかも。
この、箱をかぶった人の動きを見るのも面白いし、MOVERIOをかけてる人の様子も面白いので、ホームパーティーなんかで使ったら盛り上がるんじゃないかと思いました。
トークセッション
最後はトークセッションと質疑応答。
今後、MOVERIOでどんなことができるようにしていきたい、どんなことができるようになると面白いんじゃないか、というお話がありました。
GoProとの組み合わせなども話に上がっていましたが、私はGoProについて「体に装着するビデオカメラ」くらいの知識しかないのであまりピンとこなかったけど、色々なデバイスと組み合わせて使うのは楽しみ方が広がりそうですね。
一ヶ月間お借りします
このMOVERIOを、一ヶ月間モニターとしてお借りできることになりました。
どんなふうに使おうかなー。
エプソンさん、素敵な機会をありがとうございます!
[…] ラスで広がる世界 エプソン「MOVERIO」ブロガーイベント」へ参加してきました。 [引用元] 小型軽量、両眼タイプのスマートグラス、エプソン「MOVERIO」を体験してきた – ツブヤキ。 […]